Schedule 2008.jul

2008.07.31

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井上道義の「上り坂コンサート」 Vol.8

今年の上り坂は新星ヴァイオリニスト郷古(ごうこ)廉(すなお)が登場!



2008/07/05(土)14:00 (13:00開場) *13:30~プレトーク



神奈川県立音楽堂 木のホール



ラロ : ヴァイオリン協奏曲 第2番 ニ短調 「スペイン交響曲」 / 郷古廉[Vn]

ビゼー : カルメン組曲 / ゲスト:真忠久美子[バレエ](振付:井上道義)



神奈川フィルハーモニー管弦楽団



指定: 一般4,000円 学生・シルバー3,500円



音楽堂チケットセンター TEL : 045-263-2255

神奈川県立音楽堂業務課 TEL: 045-263-2567





郷古君はホール練習の休憩中、県立音楽堂の上から下までバタバタバーーンと駆け下り、母親に怒られていた。俺の10代を思い出した。久しぶりの素晴らしい真打バイオリニストだ。ユーモアもある。メディアに乗せられてチャラチャラして音楽が人生の中心でなくなったりしないように祈るばかりだ。
手広く色んな遊びと勉強とをしてくれ。未来はメニューインを目指せるものを感じさせるのだから。
でも人生いろんなことがあるからなあ・・・・。
後半はカルメンが突然指揮者の背後に現れ殺そうとする所から作ってみた。実はボクのはじめの台本では、男に見える踊り手になってもらい、カルメンを殺したホセの踊りを考えていたのだが、マタダさんがどうやっても男に見えない・・・・本当に余り経験のない「冷や汗」が出たくらいあせりまくった最初の振り付けの日だった。そこで僕がホセになったわけだ。ジャズだなあこういうの!




N響 第50回オーチャード定期



2008/07/12(土) 15:30



東京: オーチャードホール



コープランド : バレエ組曲「ビリー・ザ・キッド」

ガーシュウィン : ラプソディー・イン・ブルー / 小曽根 真[Pf]

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第9番 変ホ長調 作品70



<各公演1回券>

S席¥7,500 A席¥6,000 B席¥4,500(税込)



Bunkamura TEL: 03-3477-9999




N響 井上道義(指揮) 小曽根真(ピアノ)



2008/07/13(日) 14:00 *13:30~プレトーク



埼玉: 埼玉会館 大ホール



コープランド : バレエ組曲「ビリー・ザ・キッド」

ガーシュウィン : ラプソディー・イン・ブルー / 小曽根 真[Pf]

ショスタコーヴィチ : 交響曲 第9番 変ホ長調 作品70



一般: S6,500円 A5,500円 B4,500円 学生B2,000円

メンバーズ: S5,850円 A4,950円 B4,050円



さいたま芸術劇場チケットセンター TEL: 048-858-5511

<主催>財団法人埼玉県芸術文化振興財団





オーチャードは久しぶりだったが一杯のお客さん、小曽根さんは今回、N響と初顔合わせ。プログラムを組んだ僕も良い事をした気分だった。何故なら本当にすごいラプソディーを弾いてくれたから。お客さん、そしてオケの人たちもだろうが僕は躍りだす体を必死になって押さえていたし、心をかき乱す忘れられない演奏だった。彼は世界一のクロスオーバーピアニストだ。少々長かった彼のアンコールもショパンを思わせる詩的な世界。
ショスタコーヴィッチは明日の埼玉のほうが結果がいいのかもしれない・・・・・なぜならオーチャードの残響は日比谷公会堂という理想的なショスタコヴィッチ演奏にふさわしいホールを経験した者にとっては邪魔で、身を乗り出して聞かざるを得ないショスタコの音楽に無駄な装飾をサービスされるようだったからだ。明日が楽しみだ。・・・・・・・と昨日書いたから、埼玉会館では自分の言葉に責任があって、何が何でもいい演奏を目指したが、N響の士気も高く、死にそうに熱い日であったが素晴らしいショスタコーヴィチになった。観客のアンケートが記録破りの数だったと聞いた。ホッ!




九響 第286回定期

『メシアン生誕100周年記念』

~織りなす曼荼羅の音世界・トゥランガリラ交響曲の九響初演!~



2008/07/18(金) 19:00 (18時開場・開場後にロビー・コンサ-トを行う予定です)



福岡: アクロス福岡 シンフォニーホール



原田 節 : オンド・マルトノとオーケストラのための「薄暮、光たゆたふ時」

メシアン : トゥーランガリラ交響曲



オンド・マルトノ: 原田節 ピアノ: 野平一郎



S:¥5,000 A:¥4,000 B:¥3,500 学生:¥1,500 車椅子席:¥4,000(限定4席)



九響チケットサービス TEL:092-823-0101





九響は一皮むけましたね。何より楽員の練習量(自分の家での練習の意味です・・・・それが練習場で経験したものを自分のものにするためのちょっとした練習であっても・・・)が、まともにあると感じました。多少斜めに見れば定期公演が少ないから、集中しているともいえるが・・・真っ直ぐ見て何しろ微に入り細に入って素晴らしい勢いのあるトランガリラが出現した。そのベースに野平さんや原田さんの経験と実力に道義のいろいろなアイディアが吸い取られて花が咲いた。ありがとう。常にここまで士気が高いのだとすると、実力は大阪フィルに並ぶオケと言えるし、東京のいくつかのオケのすれた精神状態とは1っ線も2線も画している。乾杯だ!




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OEK 第245回定期公演フィルハーモニー・シリーズ

シンフォニック・ミラクル!



2008/07/26(土) 15:00(14:15開場)



石川: 石川県立音楽堂コンサートホール



堀内貴晃 : 小管弦楽のためのカプリッチョ-あばれ祭りによせて
アウエルバッハ : 憂鬱な海のためのセレナーデ
ハイドン : 交響曲 第96番 ニ長調「奇跡」
ベートーヴェン : 交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

アビゲイル・ヤング(Vn)
ルドヴィート・カンタ(Vc)
松井晃子(Pf)

SS:5,000円 S:4,000円 A:3,500円 B:2,500円 B学生:1,500円

石川県立音楽堂チケットボックス TEL: 076-232-8632





この後の旅も含めてOEKは実に素晴らしい、骨太のオケとして精神的にも定まった。
俺がドゴール空港でタルタルステーキにあたったというアホなことをのぞけば既に世界ランキングのオケレベル(薄氷上、紙一重上??)になった。
特に初参加だったフランスのプロバンスの乾いた夏でしか実現しない、かの音楽祭は観衆も含め、真にヨーロッパ的なバカンスを満喫することの出来る人々にしか参加できない雰囲気であり、オケもその雰囲気にさらに新たな地平を感じさせることが出来たと思う。
金沢といわず日本の誇るこの組織は、さらに地域に根ざしながら芸術の先端をも勝ち取っていくだろう。




OEK 海外ツアー 7月末~8月中旬】

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ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭

2008/07/30(水) 21:00



フランス: オールヌ湖特設会場



ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58 / ポール・ルイス[pf]
ベートーヴェン : 交響曲 第2番 ニ長調 op.36

Festival International de Piano (+33-4-42-505115)


ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭

2008/07/31(木) 21:00



フランス: フロラン城公園特設会場



ベートーヴェン : ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.19 / アレクセイ・ヴォロディン[pf]
ベートーヴェン : 交響曲 第4番 変ロ長調 op.60

Festival International de Piano (+33-4-42-505115)

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7/30 ラロックダンテロン付近での湖のほとりで昼食。
実はこの美しい湖は第2次大戦中の軍の毒を含んだ
廃棄物のため水泳禁止であるそうだ。



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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団