今ままで数多く新日本フィル、京都市交響楽団などとやってきた道義のコンサートオペラ演出経験が花咲いたのではないかと思う。自画自賛ハハハ。
しかし客観的にもあの形式でやるのにぴったりの作品であった。
読売のオケを振っていて楽しくって仕方がなかったのは俺が年を取ったせいだけではない。彼ら一人ひとりが、ドラマを表現する喜びを真に手に入れるまでの長い道のりの果実だと思う。それに読売ランドから池袋芸術劇場まで車で30分で移動できたのは東京の首都高と中央高速のおかげだ。本当に驚く。武蔵野のコーラスもみんな横山さんの指導態度のせいか、実に積極的だったなあ。
ミンナのおかげだが何よりミナのおかげだ!!上半身はともかく足をあそこまで出してきれいであれだけ歌える歌手は、そうはいないのではないか?
高橋淳さんは彼の地のキャラクターを借りて、新しい、人間臭いオオサカを演出したつもりだ。
大島さんはまだまだ行ける、教えることをやめてオペラにどんどん出てほしいくらいだが、日本はまだまだマーケットが狭いか?
新人で良い顔をしているジョンハオはもうどこに出しても恥ずかしくない本当のバスの声だ。
ダンスのできるソプラノ小林沙羅は今回は歌よりそっちで存在感が有ったかも。
何より衣装デザインの谷本さんの発見は京都の通崎さんを取り巻く愛情ある世界に感謝だ。来年もお願いします。
フィンガルの洞窟はロマンティックな名曲だ。細い南さん、メンコンは素晴らしい
昨年はこのコンサートの頃疲れ切ってふらふらになったが今年は素晴らしいピアノコンチェルトのおかげか元気が出た。まったく彼のこのあたりの演奏は80日間世界一周演奏旅行旅行をすべき素晴らしさだ。
アホなウォールストリートのマネーゲームの発明から出たガタガタな2009年がぴったり始まったのかずれて始まったのか人によって言うことが180度違うのが実に興味深い!音楽の感想や批評と同じなのかも知れないと感じる。実はどう聞いたってぴったりではないのだが・・・・まことに藪の中に道はない!!当の二人はピタリだったのだが。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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