ブトリー氏の新作は、フランス的なアカデミックな響き、論理的な音つくり、しかし印象的でわかり易い音形、ヴィヴィットなリズムでなかなかいい作品でした。富山での文字通り世界初演は須川さんの粘りと努力で大成功でした。クラリネットの豊永さんは名曲初体験だった。
福井では102番のハイドン=名前がついてはいないが名曲中の名曲=ではお客さんが集まりにくいということで昨日のプログラム前半と合わせて後半はエロイカ。プログラムには<英雄>という字のみ!不思議な印象。そのせいか沢山のお客さんだったし、アンサンブルも少ない練習の中で渾身のベートーベン。
しかし、駅から離れ人が簡単には行けないハーモニーホールだがいつかハイドンでも一杯になるようになって欲しい。一杯にならないさみしい入りでのオーケストラの都合で決めたプログラムでやるという姿勢はアンサンブル金沢の「地元のお客さんとコンサートの一回一回を大切にする」という考え方とは合わないからやらないが。
この日はハッピー。これでいいのだ。良いCDも出来たと思う。作曲のブトリーさん(素晴らしいピアノも弾ける75才)も喜んでくれた。豊永さんもよくなってきていた。
いままでのなんでもカンタービレシリーズにはないお客さんの入りで一杯。ママコ様サマ!ロマンティックなウェーベルンの習作とシュトラウスの名曲の後のあの時代の問題作「ピエロルネール」。
17年ぶりの金沢での再演。やれる限りの仕事をしたスタッフに乾杯。松井さんのピアノ荻野さんの歌中心に坂本さん、岡本さん、大澤さん、N響の山根さんと74才のママコさん!!軽やかなオリジナルなスタイル。若いころ、いつか共演したいと思っていて、その後少し忘れていたがやっと叶った!50年近くも時間が過ぎていた。彼女に楽屋で「私よりパントマイムがうまいし細かい」とかオダテラレテ舞い上がっています。
相当人口が減っているのが感じられる輪島周辺では、この次の日に世界で初めての「オーケストラの切り売り」での学校音楽会。室内楽や小オーケストラに分かれてクラシック音楽への招待の時間を珠洲周辺で持ちました。
グループによっては実に子供の心をとらえる好企画ができていたが、意外といつも騒ぐ楽員さんが人前では小さな声と通り一遍なお話にがっくりした場合もあった。
本当の音楽家を標榜するならば、世界中の人への音楽のメッセンジャーに、人生と音楽の繋がりの不思議さを語れる魅力的な存在に向かって、自分を改造してほしい。
僕も小学校楠組のころは目立たない、一人が好きなやつだった。でも合奏や、オーケストラや、演劇や、部活動をするようになってだんだん学び話をすることが楽になってきた。
エロイカは体中、心底、疲れるな!!参った。お疲れ様。
リンツには学生時代からの思い入れ、小澤さんも含め斉藤門下のモーツアルト演奏のリトマス試験紙と思っていたが結果はアンサンブルの長年の蓄積と井上とのモーツアルトの蓄積が良い方向に実り、良いものになったと思う。オーケストラの定期に管楽器だけの室内楽で始めるのも相当な冒険だが管楽器の皆、持てる物はすべて出したな、ホールに助けられても居た。
郷古君は僕が出会うことを長年待ち望んでいたほんとの日本から出た男のクラシックバイオリニストだ。上手く自分を育てて、過去の自分を捨て、毎回生まれ代わっていく、ピカソやベートーベンの精神を自分のものにして欲しい。何より作曲を勉強してくれ。しかし良い音だなあ!
何でギリシャのパルナッソス山が?と思ったがここにはここの歴史があったらしい。弁慶が勉強したという山が。お客さんには何とか是非もっと駐車場を開放してあげてください。京都から3時間でもつけなかった・・・練習に遅刻・・・ヒドイもんだシルバーウィークなぞは。連休に高速を安くするなんて全く判らない判断だ。それならホテルも飛行機も全て安くするのか?そんなことより国民は夏休みを1ヶ月とることが先決だ。
この日のジュピターは全てが真に天上の音楽と化した。
お客さんが素晴らしく、オケも絶好調、コンマスさえ涙だった。
演奏中、指揮をしていて幸福というか永遠というか、絶対傷つけない、壊さないよう、いや、さらに少しでも高みへ行こうと模索した時間だった。ありがとうございました。
スケジュール的に体力は疲れたが、脳味噌と感性は19才に戻り、わが母校の小学校でコーラスの練習し、休憩のときは幼稚園の庭で昔を走馬灯のように思い返し、50年前の先生や友達の声を耳に聴いた気がし、40年前ピアノで練習した合唱団を河津さんや森久保さんたちと作った日本語訳で、我が国が誇るアンサンブル金沢と、愛するソリストたちとともに母の住んだキリスト教の世界を歌にした、自分としても勉強を集中してきた得意な作曲家ハイドンの「天地創造」をお客さんで一杯なサントリーホールで演奏できたのだ。文句ナイッス。
さすがに皆んな絞り切った手拭いみたいだった、が名古屋ではじめて琴無きを得た。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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