=井上から少しだけ=
写真の右上の方は園田さん、長い間経団連でも活躍されたが成城合唱団のメンバーで今92歳。日比谷の最上部の音が好きだと一番上まで階段を上り第九を聞いたという人。89歳の森久保さんは合唱団のバスで現役でこの間も歌いました。
河津さんや、ほかにもたくさんの脳みそがはっきりしているジジイババアが成城+玉川+国立のコーラスの古い歴史を語ってくれた。
このコンサートが8月15日に放送されるのはこれだけ世界的な音楽の生産と消費の国になった今の日本にとってたいへん意味あることなのだ。
あの戦争も彼らには日常であり、あの時の奏者や観衆にとっては、東京が焼け野原であってもコンサートは間違いなく日常であったのだ。食べ物と同じだけ必要なものだったのだ。
ともすれば戦争は現実にあったと感じない世代が増え、最近はメディアなどでの取り上げ方も政府の責任、またはある事件のある一部の人間の処理の悪さなどへの責任からはまり込んだ、と簡単に切り取ろうとするが、実は国民大多数が知りながら知らんぷりをしていたから始まった戦争でもあり、「もうどうなってもいい」からその時代の生活の窮状、人種差別的欧米各国による石油禁輸を何とかしたいと、少しづつ「始めた」戦争であったはずだ。
そして、「終戦記念日」は実は「降伏記念日」でアメリカ、など対戦相手にとってはまだ戦争が続いていたわけであり、そのあと休戦協定を破ったというソ連に至っては日本が真珠湾攻撃をやった程度の奇襲または協定破りだというべきだ。(何10万人もの抑留者を出したソ連、特にスターリン時代は国内の戦争反対意見の国民、共産主義反対の国民、特に理由もないのにユダヤ人などにも最悪の扱いをしていた事とを別に考えてはいけない。
その共産主義という宗教?も性善説を信じた人民による革命によってなされたものだったのだ。。
人間は良かれと思い何かをするが・・・・結果がひどいことになることもある弱い存在であることを自分のこととしてとらえねばならないと思う。ショスタコーヴィッチの音楽はそんなことに何かを言わんとしている。
ともすれば一面的なとらえ方をしてしまうメディアに振り回されることなく、人口の減少をプラスにとらえ、都市のみに文化が集中することを止め、四季のはっきりある日本列島に住む喜びを前面に出し、多少「安全と便利のフェチ」ではあっても、日本の古い文化と西欧の文化のぶつかりを発展的にとらえ、夏季休暇も1っか月程度は充分あり、仕事以外にもたくさんやりたいことが出来る社会、上を見上げれば蜘蛛の巣のような電線ばかりの見苦しい街ではない住処を作りたくないですか?民主だ自民だということでなく。
・・・当然戦争がなければこのぼくも生まれてきてはいない・・・・。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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