■N響 豊橋演奏会
(財)豊橋文化振興財団設立10周年記念特別コンサート
初夏に贈るロシアの瑞々しい情熱と憂愁の響き -チャイコフスキー・ラフマニノフ-
2011/07/08(金) 18:45開演(00:00開場)
愛知 : アイプラザ豊橋(豊橋勤労福祉会館)
ラフマニノフ : ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18 / 小山実稚恵[Pf]
チャイコフスキー : 交響曲 第5番 ホ短調 作品64
S席:8,000円 A席:6,000円 B席:4,000円 C席:2,000円
財団法人豊橋文化振興財団 0532-61-6145
豊橋と長野でジットリと湿気のあるホールで台北どころでない暑さだったが、演奏は比べ物にならない結果だった。若返ったN響がこれからきっと東北震災あとの日本の状況をリトマス試験紙のように表現していくと感じた2日間だった。お客さんが今こそ音楽が、今ここで生きている実感が感じられるライブなコンサートの中に入りたいという意識があると思った。ドストエフスキーとかを生む長い冬の暗さを身に染めているロシアの真の芸術を真夏に感動できるのはもちろん電気を充分に使った冷房のある響きの良いホールがあってこそだ。これを文化的と言わずに何と呼ぶか?
80人もの人間が何十年も費やして学んで来たものを開陳する!、素晴らしいことだ。節電なぞ絶対しないでいい。生きていることを十分に謳歌することを大事にしないとなくなった方々にに申し訳ない。人間は生きているということ自体奇跡みたいなもので、リスクは付きものだ。
アニハセヨ!中間報告。残念ながら当初予定していたソウルでのコンサートが主催者都合で(ソウルはギリギリにこのようなことが起こることがあるらしくマゼールのオペラが飛んだとも聞きました)できなかったのですがウイジョンブではとても暖かい歓迎でした。アリランを歌ってくれた合唱団はなかなか素晴らしく、歌声の国韓国ここにありでした。若い女性チェリスト、ユジョンは本番で練習とうって変わって楽しげにやってくれました。終わってからソウルでの打ち上げは野外なのに涼しい温度で楽員もまた奔走してくれた李さん(経団連会長)たちと真の民間外交で将来を語りました。OEKソウル定期とかね!
ゾンダーボルクは国境を超えたデンマークの町。僕も初めての素晴らしい音響の新しいホールとそこに行くまでのその地方特有の平らな田園景色と音楽祭のスポンサーからの微に入り細にいった自然なサポートで皆ものびのびと演奏。音楽祭の発祥地のキールでは天気も我々に味方してくれ、散歩ではUボートの中を見学したりジョギングしたりで今年の音楽祭の主題「トルコ」の出身双子のエンダー姉妹とのプーランクには、初めて聞くお客さんも拍手か喝采、(OEKはこの曲、慣れたものだしねふふふ)ハイドンの驚愕を終わって震災の話をしてから上を向いて歩こうをやりました。
ハンブルグのライスHalleはチェリビダケに師事していた僕が彼の指揮するSDRオーケストラのコンサートを聴きに行き、終わって楽屋でマエストロに「素晴らしい演奏でドキドキしました、僕はこのホールで明後日NDRオーケストラを指揮するんです先生と同じホールでやれるなんて夢のようですと言った途端、バタンと楽屋のドアを閉め何かと思ったら「ばかやろうお前はまだ勉強中だそんなことマカリナラン!」ということらしかった。すごくショックでそれきりチェリに習うのをやめる他なかった思い出のでの場所だ。その後は顔を見に行っても苦虫を潰してばかりだったし・・・・。俺だって食べていかなきゃならないんだからひどい話だと思いましたよ。ここは天井がスりガラスで自然光が入る。日本では暑くてありえないが太陽が斜めからくる高緯度地方ならでの素晴らしい環境。良く響き、OEKにはもってこいだったし、演奏も良く、満場のお客さんは立ち上がっての拍手・・・・アンコールも2曲やらねばならなかった。招待してくれたベック氏もベートーベンを事のほか褒めていました。観客の前で話したドイツ語も現地に40年住んでいるという日本人の方に「わざと下手に読んでいるのかと思った、なぜなら発音がすごくいいので」と褒めて?いただきホッとした。上岡君や大野くんの世代とは環境も違うし、若杉さんや大町さんほどドイツオタクでないから、浮気な僕は。
ケフェレックケフェレックケフェレック美しい音楽2年前の感激再現だった。セミの声が邪魔と感じたか宇宙と共に音楽があると感じたかは、聴く人に任せれる問題。武満徹のこの曲はなんだか僕らのために書いてくれたような気がする。4番の3楽章では流石に辺りが寒かった。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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