■NHK交響楽団 オーチャード定期 2012-2013シリーズ 第75回
2013/07/07(日) 15:30開演(15:00開場)
東京: Bunkamuraオーチャードホール
ファリャ : バレエ組曲「三角帽子」第1部
ビゼー : 「カルメン」組曲から
ロドリーゴ : アランフエスの協奏曲 /ミロシュ[Gt]
ファリャ : バレエ組曲「三角帽子」第2部
S¥7,500 A¥6,000 B¥4,500 C¥3,000
Bunkamura TEL.03-3477-9999
三角帽子組曲によるサンドイッチプログラムは、渋谷のオーチャードの感じで作りました。スペインにもこの本番の日のような殺人的暑さはありますが・・・・湿気は少ないのだ。だから今回も、練習を通して、明暗、昼夜、情熱と忘却などコントラストの強い光と影のスペイン音楽を試みた。陰湿だった大昔のN響と違って実力ある奏者の今の楽団は自信に満ち、魅力的だ。ギターのミロシュは若く素直で前向きな態度で、そう言う俺も昔はきっと陰湿な部分があったんだと意識させられた。コンサートの後、ものすごい土砂降りスコールの中、小学校の同窓生と乾杯、みんなガタガタな年になってきた。でも昨日のことのような記憶の数々。
小曽根パワーか「ロマンティック」パワーか夏の日曜日パワーかわからないが、お客さんが沢山にやっとなったブルックナーシリーズだ。しかし演奏そのものは1番7番とおんなじでN響の実力が全て出た正統的なブルックナー。指揮者が自分でこういうことを公に書いてしまうのが禁じ手だし、いかにも井上的で嫌らしいかな。でもそれをしないのは今までの自分(チェリさんヴァントさんジュリーニさん)に対しての裏切りだ。N響の特にトロンボーンチューバ、ホルン、トランペットのフォルティッシモの一つの方向を向いた音色、は一朝一夕には得られまい。小曽根さんのようにジャズもモーツァルトもできるひとは他に一人もいない。
低音の魅力等は古ーい、はやり言葉だが今はしょうもない僕の声だが若いころはテノールで山路芳久さんには「指揮者より歌った方が良いかも」とか言われた時代もあったのを思い出した、今回はバスの森雅史さん岩城賞受賞記念のコンサート。森君の最低音は日本人としてはかなりのもの!それに演技がうまそう。フィガロも合う感じ、これから20年楽しみな才能です。皆にイケ面とか言われるんだろうが、皆彼くらいのクオリティーじゃないと舞台は相手役も燃えない。オーケストラにとっては過酷なシンフォニー2曲のメンデルスゾーンプログラムもレコーディングも出来るクオリティーまで行ったOEKも立派,そして最近特別契約で出演が増えたフルートの工藤さんやっぱりいい感じ!なるべく長く居て欲しい。
夏休み寸前だったこのコンサートのコメントを書くことをさぼっていました。といううか忘れていました。井上はフランスイタリアかぶれで長い夏休みを取りました。だいたい1ヶ月前半は東京であとは伊豆で作曲をやったり泳いだり新しく手に入れたトライクに乗ったりという若い頃にやりたかったことを今やっている普通のおっさんじいさん並です。作品は2時間物の舞台作品であと2年あれば出来ると思います。
さて都響との夏休み子供音楽会はめっぽう上手くいった感じです。なにせ子供がたくさん来てくれて上野公演周辺の実力を垣間見ました。最近大阪で公立中学生相手に行ったコンサートは僕自身勉強しすぎて頭でっかちになって話したのも原因だったようで、子供との接点を見つけられないで終わり、今も反省しているのだが、ここのコンサートはいろんな意味で記憶に残る良い結果だった。フローレスのやわらかいトランペットの音で奏でられた「トランペットの子守唄」はみんなの心に響いたし、都響の楽員さんのプラス思考のパフォーマンスで「トランペットの休日」もスッキリと楽しめたと思います。2つのコンサートのあり方、何が違うのかは微妙だが、先生に連れられ団体で来て、指揮者が出てきた時から寝っ転がっているようなふざけた学生相手と、「お休みだ!今日は一日楽しむぞ」ムードの子供たちの積極性が大違いだったこともあるとは思います。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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