■OEK 第306回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
イワキ・メモリアルコンサート
2011/09/08(木) 19:00開演(18:15開場)
石川: 石川県立音楽堂コンサートホール
ラフマニノフ ヴォカリーズ
プッチーニ : 歌劇「蝶々夫人より」"ある晴れた日に"
ヴェルディ : 歌劇「運命の力」より"神よ、平和を与えたまえ"
濱真奈美[Sop](2011年度.岩城宏之音楽賞受賞者)
望月京(もちづきみさと) : 委嘱新曲・三千世界 世界初演
ドヴォルザーク : 交響曲第9番 ホ短調 Op.95「新世界より」 他
SS¥6,000 S¥5,000 A¥4,000 B¥3,000 スターライト¥500
石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632
新世界の「より」の部分をまともに表現できたと思う。OEKは定期では新世界が初めてということだったが、練習も充分積んだのでしっかりとした演奏になったはずだ。濱さんは確かに声というのが神から与えられた身体と精神の作り出す結果だということを証明してくれた。ヴォカリーズはまだまだだったがプッチーニとヴェルディーは良くやった。三千世界とかでなく普通に音楽が聞きたいが、ダメなんだろうか?どうもこの国の作曲家は源氏や雅楽や声明などで勝負すると外国でもてるが日本文化はそんなところに安住しているのではないのだが・・・・・演奏者が弾きたくなる音型や響きを避けて、楽器の歴史的な個性を否定する傾向が持て囃されるとしたら・・・・もてはやす人たちを私は敵としたい。
このコンサートの指揮者ロルフベックがドイツで8年前に初演したヘンデルの生涯を俳優二人のダイアログをもとに俯瞰していくという、大変斬新な企画を邦訳しての日本初演。西村さんに感謝。井上はたくさんのセリフがありヘンデルのように大きく太ったバロック時代の衣装を着ての演技専門。いつか写真をどこかに入れます。
私自身も含め日本ではいや多分イギリス以外では世界中どこでも、ヘンデルはバッハと比べて存在が薄い作家だったがこれで親しみを持つことができた。音楽もだが、簡単な話、彼らの時代のカツラは現代の若い頃の髪の毛をなるべく自然に再現しようという存在と全く違い、カツラそのものの美しさを追い求めていたようだ。最近のアメリカ発祥の「楽なら良いだろうファッション」とは全く考え方が違う時代の音楽だ。理想的な美しさ、とか、理想的なバランス、正しい生き方、などが哲学として存在していた時代。神が人々の存在の中心にいた時代。誤解しないでもらいたいが、僕は幸い、たくさんの髪の毛もカツラも必要のない生き方を選んでいるが、神の存在は否定できない。この前代未聞の企画でヘンデルのオラトリオの素晴らしさを再認識することになった。それと同時に人と何かを探りながら作り上げるという・・・・最近の僕の指揮者目線、演出家目線から解き放たれた素晴らしい経験だった。でも・・・・やっぱり演出家が必要な理由も明快に分かった。集団は何かするとき(特に学校のクラスほどの人数にもなれば必ず)誰かが責任を持つ必要があるのだ。神はいなくとも、能力の高い現場責任者はやはり必要なのだ。国もね。
毎回手を変え品を変えてのびっくりは僕の日常です。
金沢の文参照・・・・でも最後までオルガンを無傷で弾けなかったことが心底悔しい。デブ衣装の中に発生する物凄い暑さか、たくさんの台詞や演技を伴うストレスの仕業か、魔物に魅入られたように指が隣りの鍵盤に滑る・・・・。
素晴らしいお客さん達に囲まれてのOEK+彦根の幸先良い定期コンサート第一回!辻井ははじめてのコンチェルトをチッコリーニに負けない健康的な音楽として提示した。天才といっていい、間違いない。
願わくば彼の仕事の数をこれ以上増やさないように望む。プレスリーにだってあんな死に方して欲しくなかったから。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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