■OEK 第316回定期公演フィルハーモニー・シリーズ
2012/03/03(土) 15:00開演(14:15開場)
石川: 石川県立音楽堂・コンサートホール
ビゼー=シチェドリン : カルメン組曲
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第14番 ト短調 op.135 / 日本語字幕付き
アンナ・シャファジンスカヤ[Sop]
セルゲイ・アレクサーシキン[Bs] ⇒ ニコライ・ディデンコ
オーケストラ・アンサンブル金沢
SS¥6,000 S¥5,000 A¥4,000 B¥3,000 スターライト¥500
石川県立音楽堂チケットボックス TEL.076-232-8632
金沢と日比谷で同じプログラムをやりました。金沢はお客が来ないから駄目という反対を押し切ってやりましたがお客さんは来ました!一杯でなかったのは多分あの日の寒さでしょう。ただし金沢の人はよく、「東京は冬が晴れていていいなあ」とおっしゃるのですが・・・・それもショスタコーヴィチやシエドリンの国は3月には当然まだ太陽はゼロでしょう。朝は9時まで暗く夜は4時に始まりますし。そんなところでこそ人は芸術にいそしみます。素晴らしい事だと思います・・・・・・で・・で・・で・・でもー・・・・僕でさえ温かい所に憧れますし、ヨーロッパの長い冬は耐えられないからパリに買っていたアパートも10年前に売り払いました。へへへ。
人は自分にないものに憧れ、自分から遠いものに憧れるようです。
日比谷は音楽会場としてはもう20年以上忘れられた存在ですが、ショスタコーヴィチ交響曲全曲をやった2007年に再発見され、いますでにすぐ横の野外音楽堂と共に改装再建の動きが高まっています。そのためにも僕はあそこで手打ちのコンサートをやったわけです。当然お客さんは何の事だかわからず特別にデザインしたチラシを何万枚撒き、新聞広告を打ち、手紙を自分でも書き、奥さんの珠世も最大限に駆り出され切符売りの少女をやりました。何せ一番地味な14番です(エキストラを沢山入れないでアンサンブル金沢の編成でやれるのはこれのみですから)最初から無謀な企画でしたが、最新のツイッター、メール等の功もあったのか意外とお客さんに恵まれ(それも本当に聞きたいという気持ちがあふれている人たちだけの)身に余る喜びでした。有難う!心配した代役バスはアレクサーシキンより良いだろうと思われる素晴らしい声の持ち主でした。アレクサーシキンの推薦です。自分より上手い人を推薦するのはナカナカ出来ない事でしょう、もう一度セルゲイに惚れ直しました。字幕も新しい方法で成功したと思います。よかったよかった!
でも次の日私は朝8時に起きてタクシー!次の会場兵庫県立文化センターに行く飛行機に乗るためです。雨の冬、15分間空車がなくいっぺんで風邪をひきその日38度の熱を出しました。
熱もありそれまで続いた旅からすにすっかり鋭気を失い、若いPACのみんなには迷惑をかけた。やっと本番あたりにまともになった・・・・毎日ホテルで寝るかマサージされるかだけだった。しかしこの会場が阪神明石大震災の後に造られたことには感慨深い物がある。3月11日には黙祷したが、このお客さんの何人もの人が前の震災の影響を強く受けているだろうことに気持ちが引っ張られた。生きていてこのように良い音楽が出来ることを神に感謝。間違いなく内容も深く演奏も良い3日間だったと思います。
このプログラムは上手く並んだ。ちゃんとやらないとどうにもならない大峡谷とダンス的リズムセンスが必要なビリーザキッド。何より大発見は神尾真由子の生まれ変わりだ。捻じ伏せ型音楽の厭味が消え、思いきりほめればオイストラフ的になったし綺麗にもなった。悪い男から切れたとかのかな・・・・?
古典の良さ、古典の幸福さに耐えられますか?とこちらからお客さんに聞きたくなるようなプログラム。何よりハイドンのソロを受け持ったバンベルグのソリストたちに感謝!素晴らしい音色と音楽への集中。特にホルンとオーボエはこれからどこまで伸びるんだろう!楽しみな二人だ。これからも呼びつづけたい。
東京のサントリーがほとんど埋まったコンサートはレンゴーの協力あってのこと。それは1ヶ月前にショスタコーヴィッチ日比谷を井上の主催でやった経験からもはっきり言える。有り難い!しかし現実はまだまだアンカナは一人で切符を売って食べていけないということだ。どちらでも見せ聞かせた演奏の集中はそういうことと関係ないが・・・。もっとも地方のオケでそれが出来たのは90年代の朝比奈大フィルのみだが。
アヒル君出演!!山形も会津も役者兼棒振りは薄氷を踏む思い。でもだからこそやっています。世界中だれにもこれだけは出来ないゼ。可愛い子供が目を輝かしてくれると僕も輝く・・・頭だけでなく!
ビックリは今まで外国演奏旅行ででもやってきたが2度と同じ方法でびっくりさせていません。僕は人を驚かせることに命をかけている位なのでアイディアには枯渇しない。小学生のころは妹、それ以後全ての人に一度はキャー!!と言わせている。人によってはいつか心臓が止まって死ぬからやめてくれと言われる。
出演料無しのオーケストラの日コンサートに出演。この後名古屋に行ってマーラー8番の合唱とオーケストラの練習をした。心臓が止まりそうに疲れた。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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