大阪フィルハーモニー交響楽団
<共演>鼓童
石井眞木 : モノ・プリズム(日本太鼓群とオーケストラのための)
コープランド : バレエ組曲「ビリー・ザ・キッド」
グローフェ : 組曲「グランド・キャニオン」
チケット: A席:6,000円(4,800円)B席:5,000円(4,000円)C席:4,000円(3,200円)学生席(3階席):1,000円(割引なし)BOX席:7,000円(6,000円)※( )内の料金は大阪フィル・会員価格
演奏会お問い合わせ先: 大阪フィル Tel:06-6656-4890
モノプリズムはいまだに刺激的だ。こういうものは録音では全く楽しめないと思う。
心臓にこたえる音量、激しい男の世界(実は一人女がいた)の鼓童。
プログラムノートに少し仄めかしたが、このプログラムは、敗戦国日本のアメリカへのコンプレックス克服プログラムのようなもの。アメリカ文化を軽視することで心のバランスをとる=ヨーロッパ文化への賞賛と帰依=ドイツ系クラシック音楽への傾斜が強かった大フィル(大阪の街にアジアを感じる)のプログラムに、今少しラテン的気質の入ったものをやるべきと感じている僕の訳ありプロだ。アメリカ村っていうのが有る位だ。
ブルックナーの伝統は捨てないで正直な「大阪」を表現していかないとオーケストラの存在意味がない。
グローフェは明らかに2日目の演奏が上だった。このような状態はお客さんに対して明らかによくないが、今僕はベートーベンの時やチャイコフスキーの時のように楽員さんたちに責任を覆いかぶせる気はない。練習場の音響を早急に改善しなければならない。今10年前から進言している壁のカーテン設置による反響の軽減を早急にやる。1週間も待てない。あの練習場ではフェスティバルホールに来てやっと景色が見えることになる。本末転倒だ。指揮する前に俺にはこれをやる責任がある。
今回も録音ができた。素晴らしいではないか。弦楽器に大きな音が出始めた。いい傾向だ。
エキストラも意気軒昂に思える。頼もしい。
関電が原子力発電所問題で難しい時期だろうが大フィルは自家発電を始めた感じだ。俺の健康は
戻っている。 発声がまだ難しいが・・・。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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