大阪フィル 第9シンフォニーの夕べ

2015.12.29
大阪府 : フェスティバルホール
午後 7時開演(午後 6時開場)

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ベートーヴェン : 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱付」

小林沙羅(ソプラノ)、小川明子(アルト)、福井敬(テノール)青山貴(バリトン)
大阪フィルハーモニー合唱団
大阪フィルハーモニー交響楽団

【道義より】

2日続けてフェスティバルホールでの第九は、やはり昔からの大フィルのお客様と新たに初めて第九を入り口としてクラシックの世界に入る人たちの出会いの場でもあるだろう。エピローグでの蛍の光は伝統だ。僕は2日目には空っぽになってしまう舞台に耐えられずに出て一言、お客様に声を出してしまった・・・・というより、声が出るようになった歓びを表現したのかもしれない。
演奏は1日目2日目どちらも甲乙つけがたかった気がした。音楽の感動というのは聴く側の席の場所、体調、誰と行ったか、どんな1年を過ごした後に聞くかに大いに影響を受けるもの。
やる方はただただ毎日心を新たに全力を傾注するのみ。
福島章恭氏に率いられての大フィル合唱団はものすごくレベルを上げた。本当に驚くばかりだ。
以前の指導者三浦さんに電話を入れたら残念ながら今もパーキンソン病で車椅子だが精神的には大変健康に感じられ心から応援しているとのことだった。
今回のソリストはみなとても素晴らしかった。成長した人、大活躍中の人ばかりだ。アルトの小川明子さんは日本人では数少ないあのパートを十分響かせることの出来る人で、得難い!
朝比奈方式に井上方式を加えたオーケストラのセッティングもメンバーの心もやっと腰が据わったようだ。新しいフェスティバルホールが歓んでいる。
95歳の村山美知子さんにも2回、会いに行ったが病院から応援してくれている。
こういう作品には多くの人の愛が集まり、試される。

ミチヨシ


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

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「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

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チャイコフスキー:交響曲第4番
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