ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭(フランス)

2016.08.04
フロラン城公演野外音楽堂
午後 9時開演

武満徹 : ノスタルジア
モーツァルト : 交響曲 第35番 ニ長調 K. 385「ハフナー」
モーツァルト : ピアノ協奏曲 第14番 変ホ長調 K. 449
モーツァルト : ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K. 488

主催 ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭協会
助成 平成28年度文化庁国際芸術交流支援事業文化庁
ラ・ロック・ダンテロン国際ピアノ音楽祭

チケット: CAT1€55- CAT2€43- CAT3€32-

【道義より】

アビゲイルとの武満、ノスタルジアで始まったコンサートは、あんなドラマが待っているとは、誰も予想しなかった。
?記憶?に残る日になった。ラーンキとのコンサートは素晴らしかったが、なんと最後のハフナーの2楽章で突然の雨。
それもかなりの激しさをもって!
僕はさすがに立ちかける(ビニールのレインコートが全員分用意されている)お客さんの動きを背後に、楽員さんのまなこに
感じながら、3楽章へ・・・まあ日本だったら「はいっ!ここで中止、さいなら!ごめんね」みたいなとき・・・・テヘヘ
手をぐぐるぐるやって「スピードアップするから!」とアマデウスのプレストをプレスティッシモで演奏!!OEKもみんな
オリンピック並みなチャレンジ精神。終わったら爆発的な拍手と足踏みの嵐。
でもさっそく楽屋に退散したが(舞台には水しぶき一つ来ない!すばらしい設計)お客さんの残った半分(もの好きねえ)
はみな、舞台わきに立ったまま前進守備拍手三倍!手から水しぶき?
早速みんなで武満のワルツ!この曲は練習しないで良い十八番中の十八番。
徹さん・・・・が雨となって降りそそいだ日でした。文字通りノスタルジーの一ページ。
これでツアーは終わりました。そして雨も少しして上がりました。2016年夏。


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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