Kitaraのクリスマス

楽しかった・・・がすごく大変だった、当たり前だな。
コンサートは自分が楽しいだけじゃいけませんから。
この日、なんと言ってもバレエを僕の振りで踊ってくれた、エマちゃんとヒロム君、本当に将来が楽しみです。
この才能に満ちた小学生ダンサー二人を選んでくださった先生とご家族に心から敬意と感謝を捧げます。
美しいキタラホールの良い面が120％出たのが世の中では迷惑でもある大雪です。
その日キタラ中之島公園は29年ぶりの深いホワイトクリスマスの舞台となったのです。
（そのため来るのを断念した人もいる程でした）
ソロのオフランスに近い桃はグリークでノルウェーからサンタクロースを呼ぼうと試みる木霊となり、
おもちゃ箱を製作してくれ。衣装を見つけ、細かい作業をまとめてくれたたスタッフ達、
照明を夢いっぱいに無駄なく作ってくれたスタッフ、に支えられ、
まだ喉に不自由な私もダンスを踊ってくれたホールアテンダントには指揮を捨て着いて行きそうになり、
特別出演の警察の方には僕は駐車違反切符を切られてしまいました。
ヴィオラ族はコマの様に回り続け、オーボエはハイジのように舞台をハイ擦り回り、打楽器奏者は役立たずな
指揮者を機関銃で傷つけ、コントラバス諸君は呆れ果てて眠るバッキンガム近衛兵と化してしまい、
札響のバイオリン族は空中に夢遊病になって演奏していました。
こんな文章を見てもあの「音楽会？？」に居なかった方には意味不明でしょうね、ふふふ。
居合わせた方には２度と繰り返せない出会いの思い出の集束である人生の中の忘れられない１ページとなってくれたかな。
道義は生まれてから７０回目のオギャ～パンパンでした。
ショスタコーヴィッチや、ブルックナーやベートーベンにはこの日、カギを掛けられていたようです。