ストラヴィンスキー: 交響詩『夜鳴きうぐいすの歌』
ウォルトン: ヴィオラ協奏曲*
ペルト: フラトレス
ヒンデミット: ウェーバーの主題による交響的変容
名古屋の定期を急に振ることにしたが理由は曲が面白そうで、僕のレパートリーでできるからだ。
藤倉大の曲は勉強する暇がないのでやめて、降りた指揮者の娘さんが危篤という事でフラトレスで祈るのだ。 ※「フラトレス」=親族、兄弟、同士の意。
---2017.9.5 道義コメント---
ウェンティン・カン(ヴィオラ)*
名古屋フィルハーモニー交響楽団
名フィル◆<第449回定期演奏会>指揮者・曲目変更のお知らせ
http://www.nagoya-phil.or.jp/news/news_2017_09_01_150422
チケット: S席一般 6,200円、S席いきいき 4,960円、S席ユース 3,100円、A席一般 5,100円、A席いきいき 4,080円、A席ユース 2,550円、B席一般 4,100円、B席いきいき 3,280円、B席ユース 2,050円、C席一般 3,100円、C席いきいき 2,480円、C席ユース 1,550円、D席一般 2,100円、D席いきいき 1,680円
演奏会お問い合わせ先: 名フィル・チケットガイド TEL. 052-339-5666
金沢でミューズと詩人とか指揮しているときに、小倉君(マネージャー)から電話が
あり、「名古屋の定期演奏会の外人指揮者の娘が危篤でキャンセルして、事務長が
大困りして相談されている。道義さんはちょうど一週間空いている(あるオケと
プログラム案で折り合わなかった)時期ですがどうしますか?プログラムが難しい
ですけれど・・・」と。
プログラムを聞くと、なかなか面白そうだったので、引き受けた。
しかし藤倉大の新曲は勉強する暇がないので、単純な別の曲(ペルト)に差し替え、
その娘の幸を祈ることに。
結果は、Hindemithの名曲は別として、俺のいい加減な記憶で「夜鶯の歌」組曲版は
振ったのが随分前ですっかり忘れていることが、振ってみてすぐに判明・・・・。
難曲、というかオペラ歌手がいない、伴奏だけみたいな作品だ。
それでも何とかお客さんを楽しませなければならない、、、、。
名古屋コーチン、味噌煮込みうどん等は返上しホテル勉強。
まあ食べ物には基本あまり興味ないから良いが。
鳥の声はこの夏の間、伊豆の別荘で、朝5時から死ぬほど聞いたからこの曲も上手く
振れる・・・と思ったアホな楽観主義は真面目に勉強することに変貌した。
楽員さん達すったもんだしながら、この無名な作品にチャレンジしてくれた。
そうそうユウチューブで見つけたアクスオンプロバンスの人形を使った
このオペラは、この上もなく素晴しい。一見をお勧めする。
演出はロベルトルパージュ、指揮は大野和士君!
フランスとロシアの歴史的関係もあるためか、きっとすごく愛情と根気とお金
をかけたと思われる、橋下徹も大フィルや人形浄瑠璃の予算を削ったりせず
幸いう方向にしっかり発展しろとか命じる事が出来る人であったらと残念だ。
でも彼を選んだのも大阪だ。
それはそれ。さて、、、、、、
ウォルトンのヴィオラコンチェルトのソリストがことのほか素晴らしく、
このコンサートやってよかった。
ウェンティン カンというまだ若く無名な中国生まれの女性。
今井信子さんのアシスタントをやっているという事で期待をしていたが、初めて
のウォルトンコンチェルト経験だそうだ。
そうは思えない賢い、しかし情感に満ちた音で特に2日目は感心した。
今回ホールは芸術文化センターホールが改装中で市民会館。
音響は捨てたもんではなかった...でも建物は昭和の不愛想なもの。
お客さんも久しぶりにある時代を回顧しながらペルトの単純なしかし純粋な天才
にしか書けない作品を聴いた、と、、、思う。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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