ヒンデミット : 序曲「エロスとプシュケ」
ショスタコーヴィチ : チェロ協奏曲 第1番 変ホ長調 Op.107
/アレクサンドル・クニャーゼフ[Vc]
メンデルスゾーン : 八重奏曲 変ホ長調 Op.20
ヒンデミット : 交響曲「画家マティス」
チケット: SS¥6,000- S¥5,000- A¥4,000- B¥3,000- スターライト¥1,000-
演奏会お問い合わせ先: オーケストラ・アンサンブル金沢 TEL076-232-0171
奇跡や偶然というのは実はたくさんあると思います。
昨日の奇跡的なソリストの名演(アレクサンドル。クニャーゼフ)は、
2年前、僕が表参道を歩いていたら、変なカツラみたいな頭の男がタクシーの中から
僕に声を掛けている。誰かと思えば10年前にフランスでショスタコの2番を共演
した彼だったのだ。2年後の昨日その時の約束がタコの1番で実現した。
彼は過去に、大事故でもって、家族を亡くし、名楽器も壊れるという不幸を乗り越え、
自分には新しい生命を、お客さんにはロストロポーヴィッチの上を行く演奏を届ける
奇跡を体現した。彼はロシアでは名のあるパイプオルガン奏者でもある。
画家マチスの絵という作品は、僕がヨーロッパに居た頃、数多く演奏したヒンデミット
の最有名曲で、特に聖アントニウスの誘惑と名付けられた、3楽章は罪悪として
名付け遠ざけられる、人間にとって抗えない「誘惑の魅力」が音になって滴るおもむきで、
少年だったころの井上には夢の中の誘惑の様のようなものだった。
オーケストラのサイズが大きく、正しいOEK?では不可能だが、昨日「奇跡的?」に
エキストラの数が正団員数を超えるという裏技で、演奏された。
長いOEKでの監督の間には多くの冒険をしてきたが、今回はそれの一つ。
その前には室内楽の名曲これもやはりOEKでなければ出来ない8重奏の曲を
指揮者なしで客演コンサートマスターの町田琴和たちが演奏するというもの。
僕としては他力本願プロのような様相だったが、実際は猛烈汗も滴る体力のいる
プログラムでした。序曲は誰も知らないエロスとプシュケという作品!
森山開次とかアニナシャべリに踊ってもらいたい内容。
2月1日には楽友会という定期会員の代表さん達主催で道義送別会をやっていただいた。
北陸朝日放送のため込んだ映像や,写真にしても面白い演奏会?のパネルも展示されて
楽しい会で嬉しかった。山田さん始め会費制でこれをやっていただいた皆さんに
大感謝です。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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