読響 第10回パルテノン名曲シリーズ

2018.06.03
パルテノン多摩 大ホール
午後 3時開演

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調 作品104 /宮田大[Vc]
ベートーヴェン:交響曲 第6番 ヘ長調 作品68「田園」

チケット: 一般 ¥4,800 親子ペア ¥5,800 学生 ¥2,000
演奏会お問い合わせ先: 読響チケットセンター TEL: 0570-00-4390(10時-18時・年中無休)

【道義より】

昨日の千葉は、読売日本交響楽団にとっては、遠い場所だったが、今日は、地元!
パルテノン多摩から遠くない、黒川駅の真ん前に練習場が出来て、さらに環境が
整ってきたこのオーケストラ。流石に今日は時間もあり、余裕ある音楽が生まれて、
振っていても歓びのある時が流れた。
田園はアンサンブル金沢でやってきた方式、すなわち小さな編成。そして後半に
初めてバンダのように、入場する村の楽隊のようなトランペット、トロンボーン、
ピッコロ、ティンパニー奏者。その舞台舞台した道義方式も今日は舞台への出方も
堂に入ってきて、お客さんにも自然に受け取られたと思う。
そこに至るまでの木管楽器、低音弦楽器奏者の人たちも今日は神経質な部分を
オブラートに隠して愉し気に自己表現の世界に、お客さんと共に・・・・そう、
かなり年齢層の高くなった多摩プラザ近辺のお客さんたちに、それこそ、
30年以上前、ここに町が新しく 作られたときの清新な空気を送って
あげたと思う。最近ヘトヘトのヒカル老指揮者も何故か元気があったし。
このホール今年の終わりから4年ほど改築のため閉じるという事。お客さんが
コンサートに来る癖を忘れてしまわないか、心配。楽屋で市長、阿部裕行さん
にお会いしたのだが、必ず良い方向にもっていってくれると希望と安心を感じた!


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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