J.ブラームス : 大学祝典序曲 ハ短調 Op.80
J.ハイドン : 交響曲第45番 嬰ヘ短調「告別」
J.ブラームス : 交響曲第2番 ニ長調 Op.73
京都大学交響楽団
チケット: ライブ配信:1500円 https://kyodaioke.zaiko.io/_item/344239
本日の京都大学交響楽団との演奏会のプログラムについて
残念ながら関係者だけの観客、又50%程度のキャパシティーによるコンサートになって
居ますが、それでも開くことが出来て音楽をすることが大好きな学生さん達には本当に
素晴らしい機会であると言えるでしょう。まるで息の根を止められ2年が経ちますから。
私は今までも何度もこの大学オケの最高峰と言われる団体・・・何代にも渡ってそれを
守っておられる・・・の指揮を執ってきましたが、常に勇気を持ったプログラムを提示し
実現してきました。
今回も大編成を必要とし、前衛的な、今までもこの団体が行っていたような京都の他大学の
学生の参加と卒業生の交流でやっと可能な作品を希望した原案を検討してくれました。
しかし今回はどうしても感染への恐れなどからそれが叶わない、と言うことで、
一時は私は指揮を執ることを辞退しようとギリギリな時期もありました。
私は「学生さんだから教える」と言うスタンスで指揮が出来ない・・・何とも面倒な
指揮に対する姿勢を持ち続けているのです。
多少の程度の違いはありますがプロの最高峰の集団と同じで、指揮とは基本
「他者との交流の上に成り立つ、舞台での音楽の指揮」であって簡単に言って決して
「上から目線な年寄り先生と若者の一方通行な交わり」は、やりたくなく、出来もしない。
しかし、私も75歳、この先もう京大チャンスもなかろうと思ったことと、いわゆる
「普通の大学オーケストラプログラム」で、真価!?を出せるかという正攻法?も
チャレンジであろうという学生さんからのもっともな呼びかけもあり、このクラシカルな
プログラムになりました。 しかし実はこれは逆に難しいのです。
お客様達には「出来て良かったあ!」とか「困難な時期に良くやったあ!」とかいう乗り、
で聞いて欲しくないわけです。
2度と帰らない今日という日の、この一瞬に、高い目標にぶつかっていく
若い学生さん達と同様、黄昏指揮者、今日も向かいます。
しかしながら、「告別」という誤解を生む邦訳名が付いたハイドンの45番目のシンフォ
ニーはこの面倒なジジイ指揮者の思いを学生さんに説明し、我々はこの舞台上で演奏
して居て、一回性こそが命である事を表現させていただきます。
世界中この曲で行われているのは、昔エステルハージー伯に休みを慇懃に要求したと言う
史実を、タダタダ再現する方法・・・・フツーの目から見たら茶番でしかない方法・・・
で「わかったような笑い」を再現?し続けている常識?への反抗をさせていただきます。
学生さん達一人一人のアイディアを井上の責任においてまとめ、演じてもらいます。
凶と出るか吉と出るか・・・・この点では本番での学生さんのソロや、アンサンブル能力
へのチャレンジと一緒で同じ土俵での行動です。
「いわゆる横綱相撲」は死ぬまでしません。ドキドキ。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
コンサート、無事終了!
ドキドキは歓びに変化した。
皆ほんとにプラス思考で持っているもの
持ちたいと願っていたモノに手が届き、
希望が眩しく時の中に輝き、黄昏指揮者の夕陽は朝日へと変化した。
ありがとう、コンマスの前川君の力は大きかった。
お客さん達はマスクの中でブラボーと叫んだ・・・・
と思おう。
今まで何度となく意見を戦わせて来た大フィルの福山代表が聴きに来ていて、大感激、
そこに居たことを神に感謝していたことを書き留めておく。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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