伊福部 昭 : シンフォニア・タプカーラ
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第10番 ホ短調 Op.93
NHK交響楽団
チケット: 一般:S席8,900円 A席7,400円 B席5,800円 C席4,700円 D席3,700円 E席2,000円 ユースチケット(U25):S席4,000円 A席3,500円 B席2,800円 C席2,100円 D席1,500円 E席1,000円
演奏会お問い合わせ先: N響ガイド TEL:03-5793-8161
何故か、カラヤンは10番に良い録音を残しているが、今日の演奏は、負けてない。
ショスタコヴィッチと友達になって幾年月・・・道義、開拓だけで逝ってしまわ
ないで良かったかも、と思う演奏が残せた。映像と録音にも。
似たような感触は伊福部さん作品の中で、余り彼の中心とは言えない部分を
占めていた「シンフォニア」もNHKホールの定期演奏会でみんながウキウキ体を
動かせる演奏になった。ふふふ
定期会員は俺みたいにジジイが多くて、そういうのは好きでない人達が多いから、
実際は体動かせていなかったようだが・・・。小学生らしい男の子が一人で聴きに
来ていて盛んに一緒に暴れて...(彼としてはきっと相当抑えていただろうが)いた
と聞いて、日本もN響も終わってないと思った。
放送(12月18日)録画があった昨日は、ジジイも水先案内人と言うより、最前線の
兵士ごとく命を懸けて挑んだが、今日は楽員さんも開放感からか、現実の戦争には
大反対の老兵士は相応のエネルギーでこの名曲が本来の姿をとって刻まれていく
時をちょっとだけ客観的に共有できたと感じた。
どんなお客さんにでもこれは伝わったはずだ。
僕が最も誇りとした一瞬はマスク越しの心からのブラヴォーの嵐が続く流れを生んだ
曲の終わりでのブラヴォーの一声だった。
僕の長い人生ではしょうもない目立ちたいだけのブラヴォー
良い声を聞かせたいブラヴォー、
師匠のためのそれ、
5万円払ったから元を取りたいそれ、
終わりを俺は知っているぜのそれ、
ひどい演奏への悪意あるそれ、
等々聞いてきたが‥・・今日のあれは違った。
これでやっと自作オペラの練習に打ち込める。ブ~~~!を恐れずに。トホホ
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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