●『降福からの道・欲張り指揮者のエッセイ集』
初版年月日:2023/01/31 予約受付中!!
https://www.sanshusha.co.jp/np/isbn/9784384068016/
【NHK-FM】ラジオ深夜便▽明日へのことば [聴き逃し]
- 1月24日(火) 午前5:00配信終了
「人は何のために生きるのか 父母に捧(ささ)げるオペラ」
https://www.michiyoshi-inoue.com/2023/01/nhk-fm_2023124_500.html
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井上道義:ミュージカルオペラ「A Way from Surrender~降福からの道」Op.4(オペラ形式・世界初演)
【出演】
タロー(テノール):工藤和真
正義(バリトン):大西宇宙
廸子(リリック・ソプラノ):小林沙羅
マミ/2幕では摩耶子(ソプラノ):宮地江奈
エミ/2幕では優子(メゾ・ソプラノ):鳥谷尚子
ピナ(ソプラノ):コロンえりか
アンサンブル
<ソプラノ>中川郁文、太田小百合
<メゾ・ソプラノ>蛭牟田実里ほか
<テノール>斎木智弥、渡辺正親
<バリトン>山田:今井学、中村:高橋宏典、ゲリロ:山田大智
<バス/バッソプロフォンド>仲田尋一、鈴木雪夫
洗足学園関係合唱
茂木鈴大(子どもの頃のタローの分身)
大山大輔(朗読)
新日本フィルハーモニー交響楽団
総監督(指揮、演出、振り付け,衣装監修)=井上 道義
照明=足立 恒
音響=山中 洋一
舞台監督=堀井 基宏/アートクリエイション
副指揮=辻 博之
演出助手=橋詰 陽子
コレペティトゥア=服部 容子
ヘアメイク=丸善
制作進行=中村 光宏 /センターヴィレッジ
プロダクションスーパーバイザー=大山大輔
プロダクションアシスタント=渋江 陽子
企画制作=KAJIMOTO
1月21日(土)すみだトリフォニーホール公演は、ミュージカルオペラ(オペラ形式)、
1月23日(月)サントリーホール公演は演奏会形式でお届けします。
[フライヤーPDF]
チケット: S席 9,000円 A席 7,500円 B席 5,500円 C席 演奏場の都合により販売なし P席 4,000円
演奏会お問い合わせ先: 新日本フィル・チケットボックス03-5610-3815
ごめん、嘘だと思うだろうが(そうだ)本気で緊急入院だった。
退院した。すぐ書く。待ってくれ。
さてと・・・
さっき家に帰ってきて(まだ少し腹は痛いけど比べ物にならない)
ホッとして風呂に入った。
23日の夜、六本木のうどん屋で簡単な非公式打ち上げをして、
小林沙羅ちゃんと珠世と15分歩いてSUNTORYに車を取りに帰った
のが12時過ぎ、帰って寝たが夜中に腹痛❕うどん屋のうまい馬刺が
あたったかと売薬をのみ寝たがまた痛くなり別の薬。
でも更に痛くなりウンウンが始まった。以前5回以上経験した
尿路結石の痛みと場所が違い、ついに母の死因だった膵臓ガンか
と疑った。
かねてから厄介になっていた胃腸クリニックに朝早く駆け
込み早速検査。食道も胃もきれい小腸も大丈夫ですけど直ぐに
大病院に紹介してくれ、そちらも胃腸外科の先生が直ぐエコー
やレントゲン透視等。その間は協力痛み止め。
痛み止めが切れるとヒイヒイだったが、結局いつもの尿路結石
だった。今までは背中側だったし必ず予兆があるのだが、今回
はヘソの辺りでビビったです。
不規則な生活と食事が原因な病気だが、確かに朝はパンと
ヨーグルトのみ、昼は抜くかおにぎり程度で、夜も遅くに・・・
と、正月から練習が毎日続いていたから、当然の報い。
7日間入院と初めは言われたが、昨晩、4000発のむち打ち刑
のような治療以外、やれることのないこの疾患だ。早々に退院
させてもらったのだ。
午後には森山開次さんたちと24年のラボーエームの会議だ。
さてさて、
一番大事なお客さんかなりいっぱいだったサントリーの本番は、
プレトークでもお客さんに謝ったように、本当にどうしていいか
判らなかったのだ。
あの環境で日本語のオペラであの編成のもの、あれだけの情報が
詰まった作品を2時間半のゲネプロだけで...お客さんに届ける
のは無理!と決め込んでいた。まあ普通無理。
だから舞台での演技も衣装もあきらめ「演奏会形式」と予告して
いた僕の責任と、冬の月曜の夜公演という集客としては最悪な条件
(定期公演の括りですから・・・それを受けたのも私ですが)
で1ケ月前には50%程度の売れ方。
何よりどうしたら良いかわからなかったのが演出と照明でした。
それをある日もう一度ホールを見たとき、舞台の可変山台が調度
よく2幕のマニラのテラスを表現できることに気が付いた。
それから後は、今回のチームのプロのアイディアに助けられた。
ゲネプロで辻博之君が素晴らしい仕事(いわゆる代棒)をしてくれて、
大山大輔はいろんな面での後押し、何よりギリギリまで
「ここで赤じゃねえだろ緑だろ青だろ、オルガンに光当てないでよ!
あの辺の床に明かり要らねーだろ!!」とかいう道義をギリギリまで
受け入れる足立恒の引き出しの多さ、粘り、長年の信頼関係が功を
奏したと思う。心から感謝しています。
もちろん数年前に大阪でのミサの時、素晴らしい仕事をしてくださった
音響の山中さんを「もう歳だからむりだよ」というのを無理やりお願い
したこと、脊椎の病気でボロボロな体に鞭打っているのに、かまわず
怒鳴り声をあげる道義の舞台装置をまとめた舞台監督の堀井君
(心ある、しかし厳しいサポートをしてくれた小栗哲家さん=
彼は40年前僕の初めてのオペラ(コシファントウッテ)の時から。
売り出したばかりだった役所広司君さん益岡徹さんとでっち上げた
「兵士の物語」も彼との思い出だ)皆さん粘ってくれた。感謝です。
旧友新日フィルと、多大なサポートをしていただいた竹中工務店、
イッセイミヤケ、クラウドファンディングの皆さんにも。
練習場所の提供をしていただいた洗足学園音楽大学にも。
「この作品で喝采を浴びるのだ」
というセリフを入れた作品ですが、喝采を浴びるために書いたのでは
ないことだけは書いておく。もちろん父と母の愛情物語や、その時代の
悲劇がモティベーションではあったが・・・・そのことも実はこの
作品の中心主題ではない(そう捉えられやすいが)。
主題は、生きるとは、
何かを創ること。
自分の才能を発見し育てること。
自分の本心を発見すること。
芸術の敵は遠慮だということ。です。
ミュージカルでもないオペラでもない,この作品は日本語での劇場作品
作品として、必ずや試金石になると信じています。これだけの内容を
持つ作品をこれだけ素晴らしい演者たちによって、これだけの資金で
出来たことは奇跡だ。もっとも・・・・
モデルはヌードになったほうが良かったと今も思います。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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