モーツァルト : ピアノ協奏曲 第23番 イ長調 K.488/仲道郁代[Pf]
ショスタコーヴィチ : 交響曲 第4番 ハ短調 作品43
群馬交響楽団
[ライブ配信 (テレビマンユニオンチャンネル/有料)]
チケット: SS席6,500円 S席5,500円 A席5,000円 B席4,000円 C席3,000円
演奏会お問い合わせ先: 群馬交響楽団事務局 027-322-4944
わたしは、今回。今までで一番、長く高崎に長く居た・・・と言っても5泊6日。
今までは最長で4日間だったから違いは小さいが、今回この難曲と初めて相対する
楽員さんと、自分とは同じ土壌に居た思いが強い。練習時間を十分いただいての
今日だった。なんたって、いまは今回歩くだけでもヒイヒイな坐骨神経痛で、77歳
に近い身体で29歳の紙一重天才ショスタコーヴィッチの挑戦に負けまいという
意識だけで何とか今日の本番を「乗り切れた」感が深い。
僕は人に感謝することが少ない人非人だから、珍しい気持を味わっている。
その意識、負けまいという意識は郡響のメンバーやエキストラメンバーも同じと思う。
実はほとんどの人が気づかなかっただろうが、事故はなんと練習の一番初めに
「この曲はタコ29歳の時の作品だが、楽員さんで29の人、手を挙げて!」と
言って話をし始めたとき、真っ先に手を挙げたピッコロの好男子の楽器の小さな部品が
本番中に壊れた。悪夢の時間が彼に訪れた。が・・・
2番奏者の女性が楽器をほどなく彼に差し出した。その瞬間を僕はことさら見ないように
しかし、早くそうしてくれと祈りながら願って振っていた。彼は一瞬自分で何とかしよう
としたがすぐに不可能と知って目の前は真っ暗か白くなったようでお手上げな時間があった。
助け船を出したのは女性で彼は彼女から楽器を奪い取ることはなかった。フフフ。
・・・でも29歳でそんな経験をすることになったのは、同い年だったショスタコが
作品を20年以上初演出来なかったという悔しさにも似ているように思えてならない。
若い時には良いことも悪いことも「はじめて襲ってくる」のだ。その時どうするかが、
人生を決め、人を決める。舞台では火薬や爆弾を扱って命をかけないで済むが。
「4」という数字に実は道義は今回、慄いて指揮をしている。10年前、予定した
プログラムに作品44とか協奏曲第4番、交響曲4番、コンサートが4月4日4時とかが
重なったので、「おーい俺もう死神に誘われてるかもね~~」とか軽口をたたいていたら
その年、癌のステージ4だと言われた経験があったので。
アホらしいけれど、今年1月に10年以上かけて書いたオペラを初演したが、それも、
作品4「降福からの道」。
まあ書きたいこと全部かけたから引退する気になっているのだから、受け入れなければね。
ハハハ!
この作品、グスタフマーラーの作品の音型、ユダヤ的なアクセントの在り様や、ジャズ的な
即興演奏風な一回聞いただけで作品を全体として捉えるのが難しい、また演奏も非常に
難しく、室内楽的でもあり、ソロも多く、あり得ないほど大きな音も要求する編成の大きな
お金もかかる作品。しかしどう見てもこの作曲家の手の内全てが恥ずかしげもなく開陳
されていて呆れるほど嫌味だが面白い。これは愛する人にとってはかけがえのない作品だ
と思う。
明日、トリフォニーと言うショスタコには最適な音響と思える環境で群響は、
忘れ得ない音を残すと思う。俺も倒れないで振れると知った。恐れず明日を待つ。
そうそうモーツアルトにもいい音を出してくれた。オアシスだ。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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