サン=サーンス:糸杉と月桂樹 op.156より「月桂樹」(☆)
新実徳英:和太鼓とオルガンとオーケストラのための「風神・雷神」(★☆)
サン=サーンス:交響曲 第3番 ハ短調 op.78「オルガン付」(☆)
石丸由佳[Org](☆)
林英哲[太鼓](★)
大阪フィルハーモニー交響楽団
チケット: A 8,500円 B 7,000円 C 5,000円
演奏会お問い合わせ先: ABCチケットインフォメーション Tel: 06-6453-6000
石丸由佳さん、立派に今日、3種類のオルガン曲の表現を使い分け成功させた。
特にパイプオルガンの風神では衣装、オドロオドロシイ表現が鬼女のようで、
心の中で大笑いして指揮をしました。大フィル打楽器奏者の打ち姿、又
最後の全員の掛け声も含め、大フィル一皮むけた!皆で歌舞いたな。
勿論雷神の72歳・42歳?の林英哲さんの集中力は書く必要もない。彼が編み
出したに祭り大太鼓の芸術音楽化はこれから日本中、そして世界に広がって
いくのだろう。
マリンバという楽器を広げ、世界中に何千人と生徒を持つ安倍圭子さんと双璧だ。
こういう、「前例のない開拓者」はスマホ時代に出てくるだろうか?危惧する。
先週のチャイコフスキーの4番+小曽根のショスタコーヴィチ2番はロシアスクール、
井上も大満足、ご満悦、自画爺さん!!だった大フィルだったが、サンサーンスと
いう微妙にフレンチ、微妙に古典的な作品では、そうはいかない面があった。
ロシア人はフランスに憧れナポレオンとは戦いなんとか勝ったのだけれど・・・。
もっとも・・・・
この「オルガン付き」という愛称のシンフォニーは、世界中でとんでもないひどい
目立ちたがり屋丸出しで脳みその足りない指揮者たちによる曲解したスコアリーディング
によるチープな縦の線を合わせるだけの二人三脚競走のような演奏ばかりがされている。
お客さんもそれがスタンダードだと思わされ、まばゆさばかりに目?耳が眩んでいる。
それが、ジョーシキで、今の時代環境らしい。
彼の長年のオルガン奏者としてのキリスト教的な神への憧憬と神からの恩寵を音符に
残した真の姿に寄り添ってあげようという演奏は世界中やってなくて、誰も求めよう
とも思っていないようだから始末が悪い.道義の言葉の理由付けの証拠を入れておこう。
3番の最後に出てくるオルガンのコラール、ラソラファソラドレドはカトリック聖歌
628番と非常に似ていてサンサーンスはこのアベマリアという曲と詩(彼は大変母親を
愛していたし)を曲をささげる対象としたと考えてよいのだから。
(笑われるだろうが道義のオペラの最後に讃美歌461番を使わせてもらったのと同じだ)
その上、日本人の底流に流れる大らかな❔いい加減な❔よろずの「神」という捉え方
も加わり、パイプオルガン=天上の音楽というヨーロッパ文化が育んだ教会の響きの
経験がないまあ、偏屈ジジイの偏見も加えて言わせていただければ「アメリカンな
映画劇場での電気オルガン音楽」のような〈ディズニーランド風なハ長調の出現イメージ〉
とかを聞きたくて来る人も多く思え・・・・そこに竿を刺す難しさを思ったのだ。
「まあまあ固いこと言わずに」とか言わないでくださいよ。どこか何かが違うこういう
自分の持つ違和感に14歳の頃から苛まれて生きてきた俺なんでね。
これも・・・ないものねだりか・・・生きてきた理由、戦いの材料か。大笑。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
2023年12月 4
2023年11月 1
2023年10月 3
2023年9月 1
2023年8月 3
2023年7月 2
2023年6月 5
2023年5月 5
2023年4月 2
2023年3月 3
2023年2月 1
2023年1月 3
2022年12月 7
2022年11月 3
2022年10月 1
2022年9月 3
2022年7月 4
2022年6月 1
2022年5月 6
2022年4月 3
2022年3月 6
2022年2月 5
2022年1月 5
2021年12月 4
2021年11月 5
2021年10月 4
2021年9月 3
2021年8月 2
2021年7月 5
2021年6月 6
2021年5月 3
2021年4月 2
2021年3月 5
2021年2月 3
2021年1月 3
2020年12月 5
2020年11月 3
2020年10月 4
2020年9月 2
2020年8月 2
2020年7月 4
2020年6月 2
2020年4月 3
2020年3月 5
2020年2月 1
2020年1月 2
2019年12月 3
2019年11月 4
2019年10月 2
2019年9月 3
2019年8月 2
2019年7月 5
2019年6月 5
2019年5月 5
2019年4月 4
2019年3月 5
2019年2月 4
2019年1月 3
2018年12月 6
2018年11月 3
2018年10月 4
2018年9月 4
2018年8月 1
2018年7月 1
2018年6月 3
2018年5月 5
2018年4月 4
2018年3月 8
2018年2月 12
2018年1月 6
2017年12月 11
2017年11月 4
2017年10月 6
2017年9月 9
2017年7月 6
2017年6月 4
2017年5月 7
2017年4月 2
2017年3月 4
2017年2月 4
2017年1月 2
2016年12月 6
2016年11月 8
2016年10月 1
2016年9月 2
2016年8月 3
2016年7月 8
2016年6月 4
2016年5月 8
2016年4月 5
2016年3月 4
2016年2月 5
2016年1月 5
2015年12月 8
2015年11月 5
2015年10月 6
2015年9月 11
2015年8月 2
2015年7月 3
2015年6月 8
2015年5月 5
2015年4月 6
2015年3月 8
2015年2月 2
2015年1月 8
2014年12月 1
2014年11月 4
2014年10月 4
2014年9月 4
2014年7月 1
2014年6月 1
2014年5月 1
2014年4月 10
2014年3月 4
2014年2月 1
2014年1月 6
2013年12月 1
2013年11月 2
2013年10月 1
2013年9月 1
2013年7月 1
2013年6月 1
2013年5月 1
2013年4月 2
2013年3月 2
2013年2月 1
2013年1月 1
2012年12月 1
2012年11月 1
2012年10月 1
2012年9月 1
2012年8月 1
2012年7月 1
2012年6月 1
2012年5月 1
2012年4月 1
2012年3月 1
2012年2月 1
2012年1月 1
2011年12月 1
2011年11月 1
2011年10月 1
2011年9月 1
2011年8月 1
2011年7月 1
2011年6月 1
2011年5月 1
2011年4月 1
2011年3月 1
2011年2月 1
2011年1月 1
2010年12月 2
2010年11月 9
2010年10月 3
2010年9月 12
2010年8月 2
2010年7月 3
2010年6月 3
2010年5月 8
2010年4月 6
2010年3月 5
2010年2月 2
2007年12月 6
2007年11月 8
2007年10月 4
2007年9月 8
2007年8月 2
2007年7月 4
2007年6月 2
2007年5月 4
2007年4月 1
2007年3月 3
2007年2月 2
2007年1月 3