【定期演奏会1000回記念シリーズ④】
ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調 op.68《田園》
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番 ロ短調 op.54
東京都交響楽団
[チラシPDF]
チケット: 一般 S¥7,000 A¥6,000 B¥5,000 C¥4,000 Ex¥2,700
演奏会お問い合わせ先: 都響ガイド TEL:0570-056-057 (月-金:10時~18時 土日祝:休)
ギリギリの999回。国塩事務長のアイディアピタリで、文化会館にこれでオサラバした。
前半は僕が近ごろやっている金管と打楽器は途中入場の田園。後半はきっと田園のような
ものを描こうと思って書き始めた33歳のドミトリーの思う方向ではない「大成功」と
して理解されてしまった第五番でアイデェンティティイコンプレクスに陥ったと思われる
ショスタコの混乱した6番。演奏は僕が若い頃副指揮者を務め、ギドカンテルリ指揮者
コンクールで優勝したため、色んな意味で屈折した関係(ゲネプロの時、当時の楽員は
一人もいない今のメンバーに心情を吐露したが)になり今まであまり多くのコンサート
で係わらなかった東京都交響楽団・・・・・でした。
都知事の小池百合子さん、彼女は京響時代、あまりに京都の役人がクラシック音楽や
オーケストラの意味が分からないのにしびれを切らし「下から動いても変わらない
なら上からやるに限る、京都知事になる!」と思い立ったところ「男一匹今やらない
でドーする!」と俺の背中を押し、当時野党の元締めだった二階俊博氏の霞が関の
部屋に同行した。
会ってみて(その頃)これぞ政治屋!という脂ぎった風貌に「おい道義、こういう人と
丁々発止する気あるのか?」という心の声が聞こえたのが忘れられない。思うに、
指揮者もそういう感じの人が半数ぐらいいる職種。「職種?俺は職業として、指揮者と
自分を捉えられないのに、さらに政治的に生きる?どうなの?」との声もささやいた。
結局、骨のある指揮者,音楽家、表現者として良い人生を全うする道を選び、
逆立ちしてでもオペラを書いた人生を選んだ。
理事長は近藤誠一さん、いつからだったかまだスマホなどない頃から筆まめな誠一さん
と文通するようになったのはその頃とあまり時期は違わない。oecdやユネスコの仕事が
彼を雄弁にしたのではないかと思うが、以前、近藤さんの「歪められる日本のイメージ」
を読んで感想を送ったりした。以後、よく偶然に遭遇することも多く、興味世界が似て
いるように思う。いつもマダムを連れての行動も僕は好きなのかもしれない。
でも、オケとはせいぜい27回?とかの演奏しただけ。勿論東京にはオーケストラが
多いからこれで良いのかもしれないが。副指揮者として異常に内部事情に詳しくなった
23歳の頃、僕は折角ムティーやインバルを生んだギドカンテルリ指揮者コンクールで
優勝して、すぐにヨーロッパでレコードを録音、多くのオーケストラとの予定も決まっ
て帰国したにもかかわらずデビューコンサートを企画します!モーツアルトだけで!
と言われ喜んだのだが、会場は田無市のホール。なんだかなあ~。
とすぐ辞任してその後確か20年程振らなかったし、どうも、なじめないところのあった
オーケストラでした、、、、が、、が!
昨日は素晴らしいメンバーが多くなった都響、感触的にも(地下2階の練習場が嫌い
であることに変わりはないが)意思疎通が十分取れてよい結果が生まれたと思う。
練習に1日だが大ホールが取れたのが大きな成功の基だった。偶然の神に感謝です。
田園交響曲はなかなか昨日のような心に届く結果にならない名曲だ。
そして有難う!東京文化会館!裏の壁という壁が今はサインやポスターなどでいっぱいだ
があの頃は清潔?だった。
日比谷公会堂では踊ったりする僕が文化会館では、カラヤンベルリンフィルの切符を買う
ため徹夜したり、鍵がないドアを探り当てて、売り切れのコンサートにモグッたりした!
目の前の近代美術館にはモナリザを見に行った。多分どんどん押されて10秒しか
見られなかったけど。
追記
同級生だった親友の都響メンバーだったコントラバスの中西利通が都響の切符を初めて
自分で買って聴きに来た!のが一番うれしかった、な。
。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
2023年12月 4
2023年11月 1
2023年10月 3
2023年9月 1
2023年8月 3
2023年7月 2
2023年6月 5
2023年5月 5
2023年4月 2
2023年3月 3
2023年2月 1
2023年1月 3
2022年12月 7
2022年11月 3
2022年10月 1
2022年9月 3
2022年7月 4
2022年6月 1
2022年5月 6
2022年4月 3
2022年3月 6
2022年2月 5
2022年1月 5
2021年12月 4
2021年11月 5
2021年10月 4
2021年9月 3
2021年8月 2
2021年7月 5
2021年6月 6
2021年5月 3
2021年4月 2
2021年3月 5
2021年2月 3
2021年1月 3
2020年12月 5
2020年11月 3
2020年10月 4
2020年9月 2
2020年8月 2
2020年7月 4
2020年6月 2
2020年4月 3
2020年3月 5
2020年2月 1
2020年1月 2
2019年12月 3
2019年11月 4
2019年10月 2
2019年9月 3
2019年8月 2
2019年7月 5
2019年6月 5
2019年5月 5
2019年4月 4
2019年3月 5
2019年2月 4
2019年1月 3
2018年12月 6
2018年11月 3
2018年10月 4
2018年9月 4
2018年8月 1
2018年7月 1
2018年6月 3
2018年5月 5
2018年4月 4
2018年3月 8
2018年2月 12
2018年1月 6
2017年12月 11
2017年11月 4
2017年10月 6
2017年9月 9
2017年7月 6
2017年6月 4
2017年5月 7
2017年4月 2
2017年3月 4
2017年2月 4
2017年1月 2
2016年12月 6
2016年11月 8
2016年10月 1
2016年9月 2
2016年8月 3
2016年7月 8
2016年6月 4
2016年5月 8
2016年4月 5
2016年3月 4
2016年2月 5
2016年1月 5
2015年12月 8
2015年11月 5
2015年10月 6
2015年9月 11
2015年8月 2
2015年7月 3
2015年6月 8
2015年5月 5
2015年4月 6
2015年3月 8
2015年2月 2
2015年1月 8
2014年12月 1
2014年11月 4
2014年10月 4
2014年9月 4
2014年7月 1
2014年6月 1
2014年5月 1
2014年4月 10
2014年3月 4
2014年2月 1
2014年1月 6
2013年12月 1
2013年11月 2
2013年10月 1
2013年9月 1
2013年7月 1
2013年6月 1
2013年5月 1
2013年4月 2
2013年3月 2
2013年2月 1
2013年1月 1
2012年12月 1
2012年11月 1
2012年10月 1
2012年9月 1
2012年8月 1
2012年7月 1
2012年6月 1
2012年5月 1
2012年4月 1
2012年3月 1
2012年2月 1
2012年1月 1
2011年12月 1
2011年11月 1
2011年10月 1
2011年9月 1
2011年8月 1
2011年7月 1
2011年6月 1
2011年5月 1
2011年4月 1
2011年3月 1
2011年2月 1
2011年1月 1
2010年12月 2
2010年11月 9
2010年10月 3
2010年9月 12
2010年8月 2
2010年7月 3
2010年6月 3
2010年5月 8
2010年4月 6
2010年3月 5
2010年2月 2
2007年12月 6
2007年11月 8
2007年10月 4
2007年9月 8
2007年8月 2
2007年7月 4
2007年6月 2
2007年5月 4
2007年4月 1
2007年3月 3
2007年2月 2
2007年1月 3