〈ファイナルコンサート〉
伊福部昭:ヴァイオリンと管弦楽のための協奏狂詩曲/山根一仁[Vn]
伊福部昭:シンフォニア・タプカーラ
新日本フィルハーモニー交響楽団 (オーケストラ)
[5/5(日)スケジュールPDF]
チケット: S¥3,000 A¥2,500 B¥1,500 6歳以上
演奏会お問い合わせ先: lfjtokyo2024@kajimotomusic.com (ラ・フォル・ジュルネ TOKYO 運営委員会事務局)
14歳の非常にすっきりした児玉君、終わってから俺は「君、いまはラッパに飽きることない
だろうが何時かそうなるかもしれない、俺は14の時指揮者やってみて駄目だったら考えよう
と思った」と言ったら「何歳で飽きたんですか?」と問われ「大体33歳ぐらいでその時
オペラを全く知らないことに気づいたので勉強を始めた、遅かったけれど」とロクでもない
講釈をした。
28歳になって体の細さはそのままだが音楽も音色もが図太くなった,山根君には、飛び飛び
だった練習中、「道義さん、もし判らなくなったら自分がリードしますから大丈夫です」
と、超憎まれ口を言われ心中・・『ぶっ殺してやる』と思いながらニコニコしていたが、
本番は彼もオケも俺も今までのこのレアな作品の一番良い演奏になった。
こういう緊張感は音楽には一番大事なものだ。俺は余りニコニコしながら指揮はしない。
むかーし、小林武史さんと演奏したときと比べると確かに今、皆演奏レベルが上がっていて
バイオリンが弾けた伊福部の脳味噌にあった理想をお客さんに届けられる時代になった。
そうそう、オフィシャルカメラマンがコンサートの最後の拍手中に舞台に飛び出して
いい写真を残してくれた。こういうのもつまらない遠慮を越えての行動だ、大変嬉しい。
「ローマの祭」なんて長い間振ってなかったがこの大きな、基本クラシックには向かない
ホールAにはピタリの作品だ。練習中はうるさくってたまらなかった!
実はこれ、トスカニーニが初演でやったかららしい三拍子の速い部分の最近のタクシー
のような安全低速運転には唾をかけたく思っていたのでオケに頑張ってもらって児玉君
並みにサラサラっとやる要求もしたが、この曲、大音響ばかリなのでそれに負けて
キリスト教の祀り音楽が堕落してしまうことがほとんど。
今回、2つのプログラムはトランペットを若い時吹いていた小倉さんのリクエストに乗った
俺だが練習中は息が上がりやめりゃよかった・・・と感じていたが、さすが、若い新日
更に若いのに負けないぞとラッパ族も含め、フルパワーだった(俺も)「音楽は青春だ」
アクセル踏め~~~!舞台では死なない!
ふふふふるふるぶるぶるふるじじいより
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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