新日本フィル 井上道義 ザ・ファイナル PARTⅡ みちよし先生の世界漫遊記

2024.06.15

午後 2時開演

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"これまでに道義が訪れた国の楽しい音楽と刺激的な経験のお話だ!!"

チャイコフスキー:バレエ音楽 『眠れる森の美女』よりワルツ〈ロシア〉
ワーグナー:歌劇『ローエングリン』第一幕への前奏曲〈ドイツ〉
バルトーク:ルーマニア民族舞曲(弦楽合奏版)〈ルーマニア〉
マスネ:タイスの瞑想曲〈フランス〉/西江辰郎[vn.NJPコンサートマスター]
マスカーニ:『カヴァレリア・ルスティカーナ』より間奏曲〈イタリア〉オルガン付
マルケス:ダンソン・ヌメロ・ドス(Danzón No. 2)〈メキシコ〉
コープランド:クワイエット・シティ〈アメリカ〉
 /森明子[NJPオーボエ&イングリッシュホルン] 山川永太郎[NJP首席トランペット奏者]
井上道義:ミュージカルオペラ『降福からの道』二幕より 「降伏は幸福だ」〈日本〉
エルガー:「威風堂々」〈イギリス〉オルガン付

新日本フィルハーモニー交響楽団

チケット: SS席8,000円 S席6,000円 A席3,000円
演奏会お問い合わせ先: 新日本フィルチケットボックス TEL 03-5610-3815

【道義より】

チラシが良く出来ていて感激さ!すべての国の人が中にいる!!今回の素晴らしいチラシ
宝探しの趣で、楽しめるし、10か所の国が全部サミットのように集まった大運動会!
と思ったがなんとイギリス在住の大切な友人が
「こちらでは各国の肌の色が全部同じに描く発想がない」と書いてきて、、なるほど!
と、我々のその辺の無頓着さ?と言うか罪のなさを再発見。

今回、結果から言うと僕自身の新日フィルとのコンサートの中でも、忘れられない楽しい
記憶であった20年ほど前にやっていた子供向け夏休みコンサートへのノスタルジー反芻
とも言える後ろ向きの態度から、瓢箪から駒のように、〈世界でも例のないコンサート〉
が生まれた。
「指揮者が歩んできた道を語る」と同時に「それぞれの国々の音楽を正攻法で演奏、
時には指揮も捨て、コンマスに全てをゆだねたり、時には楽員さんは作品内容から発想
した物語の主人公として高度な内容の演技をしながら(衣装も)演奏。照明の助けも借り、
舞台表現、身体表現を探り、現実のオーケストラ生活から生まれる現代人の孤独を表現
する・・・・とか(quiet city)・・・危険なチャレンジ、生き甲斐があった。
伝統の手書きのTシャツ、今回横尾忠則さん風を試した。冷汗!  完売御礼!

77歳、声も枯れ、背骨は軋み、毎朝、何もしたくない引退隠居ボロボロ爺、神の助けか、
ノルアドレナリン爆発、無事時間も超えずに幕となった。新日フィルメンバーに感謝。
森明子さんの汚いババア役に、山川君の余裕の暗譜トランペットに、西江君のタイスの
祈りに、クラリネットのマルコス君のマルケス冒頭ソロの色気に、チェさんの、パワーと
退廃場末風バイオリンに、出入りも含め自然な音楽的な動きで演奏に集中した一人一人に、
照明係に・・・・・ハグ。


今回自分の曲で曲によって弦楽器の人数のサイズは本当にばかに出来ないと恐怖の再確認。
蛇足だが音響的に、指向性のあるトリフォニーホール・・・・これで入り口周辺ホワイエが
3倍広ければサントリーより素晴らしいのにと感じる。隣りのホテルとの壁を取り払え
ないか??昔の大阪フェスティバルホールのように!!もう一歩なのにもったいない。


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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団