全4幕/イタリア語上演/日本語・英語字幕付き/新制作
[公式サイト] https://la-boheme2024.jp/
キャスト・スタッフ
指揮[Conductor]
井上道義 Michiyoshi Inoue
演出・振付・美術・衣裳[Stage Director, Choreographer, Designer]
森山開次 Kaiji Moriyama
ミミ[Mimì]
(東京・名取・京都)ルザン・マンタシャン Ruzan Mantashyan
(兵庫・熊本・金沢・川崎)[変更後]中川郁文 Eri Takahashi
ロドルフォ[Rodolfo]
工藤和真 Kazuma Kudo
ムゼッタ[Musetta]
(東京・名取・京都)
[変更後]イローナ・レヴォルスカヤ Ilona Revolskaya
(兵庫・熊本・金沢・川崎)
イローナ・レヴォルスカヤ Ilona Revolskaya
マルチェッロ[Marcello]
池内 響 Hibiki Ikeuchi
コッリーネ [Colline]
(東京・名取・京都)
スタニスラフ・ヴォロビョフ Stanislav Vorobyov
(兵庫・熊本・金沢・川崎)
杉尾真吾 Shingo Sugio
ショナール[Schaunard]
(東京・名取・京都)
高橋洋介 Yosuke Takahashi
(兵庫・熊本・金沢・川崎)
ヴィタリ・ユシュマノフ Vitaly Yushmanov
ベノア[Benoit]
晴 雅彦 Masahiko Hare
アルチンドロ[Alcindoro]
仲田尋一 Hirohito Nakata
パルピニョール[Parpignol]
谷口耕平 Kohei Taniguchi
ダンサー[Dancers]
梶田留以 Rui Kajita
水島晃太郎 Kotaro Mizushima
南 帆乃佳 Honoka Minami
小川莉伯 Riku Ogawa
管弦楽[Orchestra]
読売日本交響楽団[東京]
Yomiuri Nippon Symphony Orchestra
仙台フィルハーモニー管弦楽団[名取]
Sendai Philharmonic Orchestra
京都市交響楽団[京都]
City of Kyoto Symphony Orchestra
兵庫芸術文化センター管弦楽団[兵庫]
Hyogo Performing Arts Center Orchestra
九州交響楽団[熊本]
The Kyushu Symphony Orchestra
オーケストラ・アンサンブル金沢[金沢]
Orchestra Ensemble Kanazawa
東京交響楽団[川崎]
Tokyo Symphony Orchestra
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スタッフクレジット Staff Credit
辻 博之[合唱指揮]
Hiroyuki Tsuji, Chorus master
足立 恒[照明]
Hisashi Adachi, Lighting designer
山田晋平[映像]
Shimpei Yamada, Video designer
中村友美[美術コーディネート]
Tomomi Nakamura, Scenery coordinator
林なつ子、朝野なつ美[衣裳コーディネート]
Natsuko Hayashi, Natsumi Asano, Costume coordinators
石原ももこ[メイクコーディネート]
Momoko Ishihara, Make-up coordinator
石丸耕一(東京芸術劇場)[音響]
Koichi Ishimaru, Sound designer
佐藤正浩、粂原裕介、瀬山智博[副指揮]
Masahiro Sato, Yusuke Kumehara, Tomohiro Seyama, Assistant conductors
服部容子[コレペティトア]
Yoko Hattori, Korrepetitor
奥村啓吾、彌六[演出助手]
Keigo Okumura, Miroku, Assistant directors
美木マサオ[振付助手]
Masao Miki, Assistant choreographer
酒井健[舞台監督]
Takeshi Sakai, Stage manager
關秀哉[プロダクションマネジャー]
Hideya Seki, Production manager
阿部太一[広報デザイン]
Taichi Abe, Publicity materials designer
此の街でのラ・ボエーム。やはり複雑な思いが渦巻く。
36歳の頃、京響の音楽監督にならないかという申し出を受けた。8年続けた。
そして今77歳の自分。40年の歳月が昨日のオペラにも色濃く刻印されて終わった。
最初で最後のロームシアター。
そこは昔、京都会館と言われて、時の市長の肝いりで京響とほとんど同時に作られた
「会館」だった。2000人入るホールで、コンサートホールとして設計されたものが
「京都市民の声」によって多目的ホールにその時すでに形状変更され、無目的ホール
となり,京響は其処で音作りをすることも出来ず、板作りの中学の学校講堂等での
練習の毎日が数十年続いた。給料は悪くなかった。(今とほとんど変わらないほど)
しかし音楽的な環境は全く考えられていなかった。
指揮者は3年ごとに変わり、市民のためという名のもと、学校の講堂などへの出張演奏
が多く、楽団としては得意も不得意もない団体になっていた。
私はこの街は、「舞台」であっていわゆる現実的な意味で経済性を目的としない
「創り」「意匠」「観られ観ること」を目的としていると思う。
そんな街の人々からは、わざわざ西欧芸術の中心である音楽のコンサートや、
舞台芸術はどうも喉から手が出るほど欲しい物ではないように思える。違いますか?
以前「プラハの春音楽祭」に京響が呼ばれ市長さんがプラハ市長と雑談をした場に居たが、
その時の京都市長は「チェコにとってチェコフィルはどんなものなんですか?」と訊いて
いて、あちらの市長が「国が無くなってもチェコフィルは無くならないように思える」と
言ったので開いた口が塞がらなかったのを思い出す。
音楽は日常全てと敷居がなく繋がっているものだが、日本では今も舞台を「非日常的な
世界」と呼ぶ。ふふ、京都はいま世界中から人が溢れるほど来ているがちょっと前は
「そうだ京都に行こう」とかに乗って日本中から人が「覗きにくる」舞台の中に
生きている。
そうさ!一寸考えればプライバシーなんてなくてよいはずだ。何を隠したいのかこの町の
見たり見られたりする状態が不愉快な人はこの町を去るようだ。
僕のマネージャーの小倉君のように。(笑)
今回、長年やって来た井上の方法による舞台の扱い、すなわちオーケストラと、歌手、又
舞台装置や照明、字幕さえも上下関係が無い、格好つければ古代ギリシャの方法の様な
ラ・ボエーム、、、この見切れも多く、響き方ももう一つなロームシアターとなってから
初めで最後の公演、歌手たちは一流、演出も「オペラとはそんなもの」と言う諦めを持つ
ことのない天才演出家ダンサー森山開次さん、そして非常に能力の高い副指揮者2人、
またオケと歌手の響きを助けてくれた文明の利器、音声技術者に助けられ、
ヨレヨレじじいは、以前京響でそれぞれ日本初演したバーンスタイン最良の劇場作品
「ミサ」コルンゴルドの【死の都】マスカーニの〈イリス〉などの思い出、そんな時代
巡り合った人々の思いと共に尊敬するアルメニア出身のソプラノ、ルザン・マンタシャン
のミミは僕のオペラで僕自身を演じてくれた工藤和真君の叫びとロマンと共に
息を引き取り、、、ゆたかなドラマは終わったのだった。
きのうのことだったのだろうか。
公演の後会いに来てくれた人もみんな千二百歳以上だったかも。
テレビでクラシック、それもオーケストラ音楽がそのまま伝わるかというと・・・・それは無理と言い切る。
【NHK/Eテレ】クラシック音楽館 / N響 第1849回 定期公演
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
今日はさらにいい演奏になる と思うのが人間の原点。でも良い演奏という基準はなんだ?
N響 第1849回 定期公演 Cプログラム
一杯のお客さんに囲まれた昨日は、本当の意味で正直に、大フィルの持つものすべてが表現された音楽会だった。
大阪フィル《創立70周年記念》第50回東京定期演奏会
武満さんは、作曲家。死んだ後も続く強く存在!そう再確認した一日だった。
新日本フィル #568 ジェイド≪サントリーホール・シリーズ≫
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