死者にタテ!か?

2025.04.23

第37回ミュージック・ペンクラブ音楽賞 [PDF]

【道義より】

昨日ミュージックペンクラブというきっと誰も知らない団体から特別賞を受けた。

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受けて立ったが、坂本龍一、谷川俊太郎、小澤征爾に交じって92歳のナベサダ氏や僕に賞。
どうも世にも清廉潔白な忖度のない賞だというらしいが、高松宮世界文化賞にも同じ意見
を持つが、ある程度歳を重ねた人に賞はどう見ても賞に箔をつけるためになるだけという
逆転現象を感じる。
新人賞が欲しいわけではないが、世に賞は数々あるが出来れば多数決ではなくある一定の
視点か哲学に拠った賞であるべきではないのかと。
指揮者協会の発足時に反対した岩城宏之の意見は今でも僕の心に影響を与え続けている。
             
                「一匹狼」

であるべきな物書きの方たちも、新聞雑誌が売れにくくなっている厳しい?時代に結託して
集まるのではなく、飽くまで自分のペンの力が書かれる側にも読む側にも意味ある前向きな
何かをもたらす執筆態度で臨んで欲しいと、
 
今、また、感じたのだ。ふふ。

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂
「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

Schedule

降福からの道 欲張り指揮者のエッセイ集
「僕の人生、音楽だけではないが、正面から指揮をやってきたらこれほどの発見があったことに驚いている!」

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ショスタコーヴィチ交響曲全集 at 日比谷公会堂

「今はショスタコーヴィチは僕自身だ! 」と語る井上道義2007年に成し遂げた「ショスタコーヴィチ交響曲全曲演奏会at日比谷公会堂」。 日本人指揮者唯一の偉業となる一大プロジェクトをぜひお聴き下さい。

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ショスタコーヴィチ:交響曲 第7番 「レニングラード」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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ショスタコーヴィチ:交響曲第11番「1905年」

大阪フィルハーモニー交響楽団

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チャイコフスキー:交響曲第4番
ショスタコーヴィチ:ロシアとキルギスの主題による序曲

大阪フィルハーモニー交響楽団